バリ島での出会い-ロードトリップ コメントする / 食 / By HYYORI Editorial Team 食べて祈って、恋をして 数回にわたってバリ島旅行のことをブログに綴ります。この旅行では、食、ヨガ、心が密接な関係にあることを短い期間で濃厚に味わうことができたことを少しずつお伝えします。(第4話) このコテージには我々日本人以外では、インド系イギリス人とブラジル人の宿泊客がいた。6人までしかゲストを迎えないこのコテージでは、英語で会話しながら一日の大半を過ごす一緒に過ごしていた。朝に行われるヨガ、食事、そして半日ツアーのロードトリップに出かけたのだった。バリ島では、日本メーカーのオートバイが島の中を走っている。オートバイもオートマオートバイだ。日本では乗っている人は少ないかもしれないが、バリ島ではほぼ100%オートマオートバイなのだ。現地のドライバーの後ろに乗り、二人乗りのツーリングだ。ほぼオフロードに近い道になれるまで大変だったが、車では決して味わえない爽快感と臨場感が素晴らしいかった。最初のポイントは湖に沈んだ?寺院だ。浮かんでいるように見えたが、以前は僧侶とかもいたかもしれないと思うと、やはり沈んでしまった寺院のようだった。観光スポットではあるようだが、その周りに住んでいる家族もいた。原風景であるかのように、日本では忘れているような営みの風景だった。バリ島にも棚田のようなものが米を作っているようだった。ジャングルのなかにある棚田は日本の棚田とはまだ違って幻想的だった。遠い遠い昔、大陸がつながっていた時に同じグループの仲間ではなかったのではないかと感じた。それは、土地の使い方やその風景を原風景とする郷愁を感じられるからだ。インドネシアでは、鳥葬の文化もまだあるところがある。そこには行かず、周りをぐるっとしただけでバリ島の自然を見て回った。途中、お土産屋さんがありドライバーの皆とバリ島スタイルコーヒーを一服し、またコテージへと戻っていった。半日という短い時間でも同じ経験をしてその感じたことを語り合うことがこの後の10年近くになる友情となっていくのは、この時は全く思っていなかったのではないだろうか。